リーマンおやじのゆるいブログ

サラリーマンおやじの日頃感じた事などをゆるくお伝えしております。

70秒くらいで解る!日本の脱原発が無理な理由とは?

原発運用で積極的に用いる言葉の裏にある意図とは!

 

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安心、安全、平和、愛、友情、などの言葉を積極的に使う事に

胡散臭さを感じてしまうのは私だけでしょうか?

 

この様な言葉を良く見聞きする光景は、宗教団体の機関紙や集会、

または選挙期間中の演説でこの様な言葉が多く飛び交います。

 

その中で「原子力の平和的利用に関する協力ための日本国政府と

アメリカ合衆国政府との間の協定」いわゆる日米原子力協定と

呼ばれるものがあります。

 

平和的利用?? とっても.....胡散臭いのです。

 

なぜ日本は原発を止めることができないのか?

 

70秒くらいでわかる様に自分なりに要約してみました。

 

戦後アメリカは、原子爆弾の技術を日本への投下により脅威を

世界的に示すことができたが、軍拡のためにウラン濃縮工場を

大量に建設したので持て余してしまった。 

                       

それなら原子炉と一緒に日本に売りつけたら良いんじゃね?

                       

しかし日本は原爆を投下され核に対するアレルギーは相当ある

ことを考え日本のマスコミを使って原子力の平和利用をキャンペーン

することで日本国民に原発=平和利用をすり込む。

                       

と同時に、改進党は日本に原子力研究の予算と国内の法整備をする様になり

1955年こうして日米原子力研究協定は締結されることになる・・

                       

その後1973年アメリカでスリーマイル島原発事故が発生!

この事故でアメリカの原発建設は伸び悩みとなるので、

日本へ原発パテントとウランビジネスとさらに

原発生産までやらせようとなる!

                       

こうして地震大国日本に50基以上の原発が建設されていくことになる。

                       

日本も原子力名目であれば膨大な予算が付くので核燃料サイクル事業を

したいと考えるが、アメリカは 日本に核兵器技術を持たせるのに難色する。

 

しかし日本のウランは当然アメリカから購入させ協定によって使用量もしっかり

管理されることで核燃料サイクルビジネスへ進むことになる。

                       

しかし実際は、事故が絶えない高速増殖炉であるが、電力会社や政府は

原発は安全であると国民に言い続ける。

                       

そしてあの3.11の大惨事となるのです!

                      

世界的にみても大事故であるにも関わらず、想定外で

片付けようとする政府に対して国民世論は原発反対に

大きく傾くことになる。

 

その様な背景から時の野田内閣は脱原発閣議決定することにしたのだが・・

 

アメリカから何を考えているんだと忠告が入り、

すでにアメリカが原発の生産を止めていることから

今、日本が原発を止める何てとんでもないと・・

 


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また現在日本が保有している45トンに上るプルトニウム問題があり

そのまま保有していると世界的にも核開発の疑惑が持たれることになる。

 

またアメリカからプルトニウム返却の要求が来たら、日本の原発利権も

終わりになってしまうことから、プルトニウムを燃やすプルサーマル原発

の再稼働をアメリカと約束して、脱原発閣議決定を撤回することになる。

 

国会解散後の衆議院選挙の争点は脱原発であったが、選挙中は

脱原発を掲げていた自民党は、政権を取ると原発再稼働の方針で進める

のです。

 

事故後は、日本も今までのように原発を建設することも難しいことから

原発事故を起こした日本が何と海外へ原発を輸出するとの暴挙に出るのです。

 

日本はアメリカの子飼いなのか?

 

当の昔に原発を止めたアメリカの原発ビジネスが今後日本で伸びない

ことから、日本は海外でアメリカのビジネスを手伝っているのです。

 

米原子力協定も2018年に更新されなければ破棄できるのですが、

アメリカの属国日本は当然更新するのでしょうね?

 

日本政府には自主権がなく脱原発の決定など到底できなのです!

 

安全、安心、平和・・・やはり胡散臭いのと信仰の様に思えてならないのは

私だけでしょうか?