リーマンおやじのゆるいブログ

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東京五輪ボート会場は、アスリートファースト、都民ファーストになっていないぞ!

海の森ボート会場はアスリートファーストなのか?

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参考)tokyo2020.jpより

 

現在、ニュースになっている五輪ボート会場をめぐる問題で、

東京五輪ボート会場候補は、「海の森」と「長沼」2カ所に絞られ埼玉「彩湖」は外れることととなった。

      

そもそもこのボート会場を選定するにあたって、

ボート関係者が一切入っていないという事自体に問題ありと言わざるを得ない。

 

和田埼玉県ボート協会理事長兼事務局長は「我が国のボート競技の将来を考えると彩湖以外にない」と言われている。

 

理由は、アスリートファーストの観点から、彩湖近くの戸田ボート場は、ボートチームの練習場となっていて、合宿場などの整備もされている。

 

コースは、荒川の淡水を引き込んで作られたボート場で波など立たずボート競技に最適であり、彩湖も同様の環境で競技ができる。

 

ボート競技は波と風に弱く20cm程度の波で転覆することもあるとのことで、海の森は近くに風力発電があるくらい風が強く、なぜそんなところを競技場にしてしまうのかと言うのがボート関係者の声なのです。

 

ちなみにボート競技アスリートの第一人者が海の森でボートを操作したところ海水による浮力に風と波が加わり怖くてコース脇にすぐ寄ってしまったとの話もあるくらい、いかに海の森は競技に適していないかがわかります。

 

都民ファーストの観点からは、彩湖の施設利用者の9割が都民であるとのことから、都税を使う意味でも理屈が通ります。

 

またコンパクトな競技場でIOCへアピールしたのであれば長沼より彩湖となるのは当然ではないだろうか?

 

整備費用の試算から海の森ボート場の出来レースか?

また、各競技場の整備費についても海の森は、IOCへ本体工事98億と虚偽の報告に始まりその後1038億に跳ね上がり都民の反感を買い、現在は491億円との試算を出しているがこの中に撤去した橋を戻す金額約300億円は含まれていないのだそうだ。

 

それにしても何ともいい加減な試算であり、利権ファーストを感じてしまうのは私だけではないと思う。

 

ちなみに、彩湖での整備費用は地元の建設業者に見積もってもらったところ90億円程とのことだが、東京都が試算すると558億円になるらしい!

 

一体どこをどう見積もればこのような金額になるのかは全く不思議なのである。

ボート競技関係者が海の森は競技場として適切ではないと言っており、場所も東京都の板橋区のすぐ隣である立地条件、彩湖は整備費用も1/8以下で治るにも関わらず海の森を競技場とするのは利権以外に考えられないと思う。

 

考えるに、海の森は出来レースであり、彩湖はまず始めに高い試算と貯水場であるとの良く分からない理油で落とされ、最後にもう少し整備費用が抑えられたということで長沼も候補から落とされて最後に海の森で決まるのだろう!

 

この莫大な800億円の利権にぶら下がっている関係者の想定通り・・・

 

東京五輪ボートは韓国、中国での開催になるかも?

ただし、最終的に海の森で競技を行っても環境の影響で競技自体が成り立たなかった場合、今回のオリンピックから規約が変わり近隣諸国での開催となります。

 

その場合はすでに東京オリンピックでは無くなることも有りえます。

既に韓国の声も上がっている様ですし・・

 

オリンピックは誰のためのものか、日本人はそんなことも考えられないほど劣化しているのだろうか?

 

参考)

水間条項ー国益最前線ジャーナリスト水間政憲のブログ

http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-2347.html

逆風に揺れる東京五輪「海の森競技場」 ボート選手から「異議あり

http://news.yahoo.co.jp/feature/108

 

 


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