リーマンおやじのゆるいブログ

サラリーマンおやじの日頃感じた事などをゆるくお伝えしております。

日本の動物園から象がいなくなる日!

f:id:gurepapa:20160916194625j:plain

NHKの所さんの大変ですよ!から、日本から象がいなくなるかもしれないとの話が放送されたのでまとめてみました。

 

話は和歌山市の民間動物園から始まります。


その光景は市民が動物園の移転を求めている署名を行っているではありませんか!
何でも以前からいた象が亡くなり、今は象がいないことが原因だというのです。

 

なぜ、それなら動物園の移転話になるのでしょうか?
それは、象を新しく動物園へ迎えるにあたり問題があるということなのです。

 

動物園がゾウを輸入する場合の飼育基準が変わったことにあります。

 

理由は絶滅危惧種となった象は現在では保護の対象となっており、繁殖を目的とした形でないと動物園では飼育できなくなりました。

また、ゾウを飼育するには雄と雌のペアで飼育することや象一頭あたりの飼育面積に160平方メートルが必要なのだというのです。

 

これによって、今まで一頭しか飼育していない象舎ではこの基準を満たすことができなく、新しく象舎の改築をする必要があるのです。

 

現在の動物園ではこれ以上のスペースを広げることができないことから、市民の動物園移転を求める声が出ているということの様なのです。

 

民間で経営している動物園では改築費用だけでも10億円もかかることや移転費用などを考えるととても象を新しく迎い入れることなどできないということなのです。

実はこの様な話は日本全国で起こっており、高齢化した象を新しく迎い入れることができずに、象の居ない動物園が増えております。
僕らが子供の頃は動物園に行けばいつでも見られた象がこのままでは日本の動物園からが居なくなる日がきてしまうかもしれません!

 

動物園自体に予算が確保でき飼育スペースも問題ない場合でもこの様な例があった様です。

 

自治体レベルで外国との輸入交渉を行い、スリランカと鹿児島の動物園は自動物園のホワイトタイガー他と象2頭の交換に合意したのですが、ある書類の提出を要求するとそこから連絡が途絶えたと言うのです。

 

その書類とは、飼育下で繁殖した象である証明が必要な書類となり、野生の象では取引ができないと言うことになるのです。

 

当然連絡の無いスリンランカ政府の象は野生の象であったため、そんな書類を用意することができないと言うことなのです。

 

自然破壊や象の乱獲から絶滅危惧種となった象ですが、全て人間の行ったことが原因であることに違いはありません。

 

しかしながら子供たちに人気の象が動物園から居なくなることを思うとなんとも悲しい話です。

 


スポンサードリンク