リーマンおやじのゆるいブログ

サラリーマンおやじの日頃感じた事などをゆるくお伝えしております。

放射能汚染土を日本中にバラまくことになった理由とは!

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基準80倍の放射能汚染土を使いましょう!

環境省は、福島第一原発事故で汚染された放射能汚染土を

全国の公共事業で使用することに決定した。

 

原発事故から一般人の年間被爆量を簡単に法律を変え基準値を

20倍の20㎜シーベルトまで引き上げたことは記憶にあると思います。

今度は、原子炉等規制法にあるセシウムを含む原発のコンクリートなどの

再利用基準の1キログラムあたり100ベクレルであるのを

80倍の8000ベクレルまで引き上げて公共事業に再利用するというのである。

日本の基準はこのように根拠もなく簡単に変えられるのです。


本来は、中間貯蔵施設で保管後に最終処分をすると言われていたのが、
なぜ基準値を変更してまで再利用するのでしょうか?

 

原発事故での汚染土の推定は2,200万㎥と言われております。


今回の基準値変更によって最終処分する汚染土の99.8%を

再利用することが可能となり、

本来行うはずの最終処理をする必要がなくなるのです。

 

放射能汚染土の再処理を決めた理由は?


結論は、最終処分場の場所が確保できないからです。


これだけの汚染土の量を処分するための用地確保のめどが立たないのです。

 

実に簡単な理由で、

それならば汚染土を日本の公共事業でバラまいてしまえと言う事なのです。

 

現在は政府の公共事業予算もあり汚染土を使用する場所には困らないでしょう。

 

再利用された放射能汚染土の危険性は?


放射能汚染土を公共事業の再利用で使用する場合、

安全性はどうなるのでしょうか?

 

例えば、防波堤などのコンクリート内部に使用するとして、

そもそも日本では地震など自然災害が多いので、

防波堤が地震津波で破壊されるなど容易に考えられるのです。

 

しかし環境省の回答は、

そのような事が起こらない場所で汚染土は使用するんだそうです。


それって、この日本でいったいどこなのでしょう?

また、災害などで汚染土が露出した場合は回収するんだそうです。

 

汚染土再利用の提案


初めに、基準値を80倍に引き上げても問題無い事を実証してもらうために、
環境省の建物を新規いってん新築しましょう!


その時のコンクリートなどに汚染土を使用するか、
建物の地下に汚染土を貯蔵してもらいましょう? 

 

東電の建物も同様に汚染土の管理をしてもらえば良いのです。

 

オリンピック建設ラッシュでどさくさに汚染土など使用すると国際的に避難を浴びる事は間違いなので、そのような事をしない事を願います。


参考)テレビ朝日モーニングショー そもそも総研


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