リーマンおやじのゆるいブログ

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奈良ドリームランド跡地再開と今後は?

奈良ドリームランド落札!

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写真はイメージ

 

2006年の閉園後、跡地もそのままにまさに夢の島となった奈良ドリームランドですが、本日大阪市の不動産会社によって落札されたようです。

 

ドリームランドは1961年に日本ドリーム観光によって開業された日本でも最初の大型テーマパークとなります。そのコンセプトは松尾國三代表が本家ディズニーランドに感激してウォルト・ディズニーに面会して誘致しようとしたことがきっかけと言われております。

 

そのようなことからドリームランドのコンセプトは、各アトラクションはテーマ別に配置されていたり、ランド中央にはディズニーランドのシンデレラ城を彷彿させるドリームステージなるものもありディズニーランドによく似たテーマパークになっています。

 

奈良ドリームランドはなぜ閉園したのでしょうか?

最盛期には160万人もの来場者があり全国から来園する人たちも多くいたのですが、1983年の東京ディズニーランド、2001年のUSJの開業によって、2006年の閉園時の来場者は40万人にも激減したのです。

 

ディズニーランドを再現したかった当初の目的は、本家の開業によって入園者の激減から経営難となり閉園せざるをえなくなったのです。

 

その後9年間もランドの設備もそのままの状態で手付かずとなるわけですが、その間設備の劣化などが進みある意味廃墟であったり心霊スポットとして別な意味で有名となってしまいました。

 

 

現在この土地を所有している不動産会社と奈良市で揉め事が起きているとのことです。

不動産会社いわく簡単に言うと今回の公売は不当であるとの言い分になります。

 

2010年土地の売却に関して、当時日露経済協議会から購入依頼がこの不動産会社へ問い合わせがあり話を進めてたところ、奈良市から土地全体を購入するとの意向があったのでロシアへの売却を断ったと言われております。

 

2012年奈良市はこの土地を火葬場移転計画として検討をするが、住民の反対に会い話が白紙となり翌年2013年に市は入札を行うも購入者は現れず売却ができないままとなります。

 

その後、市はこの不動産会社が固定資産税を滞納しているとのことで今回の競売、落札になったと不動産会社は話しております。

 

市は法的に手続きをしているとのことですので本当のところはまだわかりませんが、ドリームランドも揉め事が続きそうです!

 

ドリームランドの跡地再開は?

それでは今後ドリームランド跡地はどうなるのでしょうか?

 

今回7億3000万円で落札された不動産会社大阪SKハウジングは1週間の間に落札前の不動産会社が滞納分の固定資産税を収めなければ正式にドリームランドの所有権を得ることになります。

 

しかし、今後の土地利用に関しても課題が多そうです。

 

土地利用の制限がありドリームランドの跡地が市街化調整区域にあり公共施設以外(医療施設や学校等)の建設ができないのです。

 

また世界遺産にも近い土地柄であるため景観の観点から高い建物など建築制限があります。

 

さらに現在の設備の撤去費用は落札者持ちとなることから費用面もかなり負担となることでしょう?

 

そうすると跡地の活用方法も限られてきそうな感じがします。

 

ドリームランド跡地の今後は新たに夢を与えられることができるのでしょうか?

 

参考)情報ライブ ミヤネ屋、奈良ドリームランドWikipedia

 

 


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